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スケート×HIPHOPを自分だけのやり方で表現-MC KOMICKLINICK〈前編〉
UPDATE: 2017.03.23

スケート×HIPHOPを自分だけのやり方で表現-MC KOMICKLINICK〈前編〉

発売中のOllie04月号のメインテーマは「SKATE & HIPHOP」。ストリートの重要カルチャーであるこの2つのカルチャーをどちらかひとつではなく両方で表現することで新たなスタイルを生み出すキーマンたちのエクスクルーシブな誌面掲載インタビューをここでもお届けしていこう。今回はスケートデッキをアートに昇華する一方、MCとして音楽活動も行うMC KOMICKLINICKをピックアップ。

 

 

 

スケートをアートに落とし込みデッキとビートを乗りこなす

同じ高校に通っていた5lackや同じ板橋出身のWATTERなどと共に、スケートボードや音楽のある日常を送る“コミ”ことMC KOMICKLINICK。最近アーティストのaReKと共に“KOMBY”として廃材デッキをテーマとしたアート活動もスタートさせたコミの表現するスケート&HIPHOPな日常をお届け。

 

 

小学生でスケボーと出会い高校でアートに落とし込む

 

̶普段コミさんの地元、板橋の仲間と一緒にスケートしたり音源を作っているイメージですが、まずはスケートとの出会いを教えてください。

MC KOMICKLINICK(以下K):1番最初にデッキを買ったのは小学生の時。ローラーブレードが流行ってた時期に、ソレが欲しくて父ちゃんと買いに行ったら商品棚にローラーブレードとスケボーが置いてあって、こっち(スケートボード)がいいって言って買ったのがはじめでした(笑)。でも家の前の路面が悪すぎて全然できねぇじゃんってなって回やらなくなったんだけど、中学の時友だちに誘われてまたはじめて。それで高校入ってプッシュで通学していて、高校でできた友だちを巻き込んで一緒にスケボーしていました。

̶スケートボードをシェイプしてアート作品にしようと思ったきっかけは何ですか?

K:その通っていた高校が家具を作ったり建築の勉強をしたりするところで、機材とかあったから「デッキでもできるんじゃない」って5lack(※1)に言われてやってみたら「上手いじゃん」って言ってくれてそれから(デッキで作品を作ることを)大事にしています。あとオレがお世話になっていたGOLD SCHOOL(※2)っていう三軒茶屋のお店の川辺さんっていう人がいて、その人はもともと原宿のサンタモニカの店長やっていたんだけど、オレが高校生の時にそこにスケボー持って服を買いに行ってたから「スケボー好きなの」って声かけてもらって一緒に滑るようになって。高校卒業する時に「デッキをシェイプしている人が世の中にいるみたいなんですが誰か知っている人いますか」て聞いたら「スケート仲間でいるよ」って言って紹介してもらったのがウッデントイ(※3)の大場さんでした。そこから大場さんのもとで働かせてもらえるようになってシェイプ技術を学びました。

 

※1 5lack

HIPHOPユニット、PSG、SICK TEAMの一員として活躍するMC兼トラックメイカーでありスケーター。

※2 GOLDSCHOOL

スケーターであり、老舗古着屋サンタモニカで店長を務めていた川辺氏が昨年の9月にオープンさせたセレクトショップ。看板はコミが手がけている。

※3 WOODENTOY

カスタムビルドデッキやランプ、スケートセクションなどの製作をし、宮大工として建設業に携わる大場組代表の大場康司が展開する国産スケートブランド。

 

 

 

 

CHECK:MC KOMICKLINICK MEETS:SKATEBOARD1

イラストからカットまで手作業で作るオリジナルデッキ

インタビューで語られていたように、高校やウッデントイで身につけた技術でデッキをメインに木材をアートに落とし込み、職人としても自己表現するコミ。その技術はOILWORKSやスケートショップから依頼が来るほど。独特な感性と技術が生み出す唯一無二のデッキたちはアート作品としてはもちろんシグネチャーモデルとしても世に出回っている。そんなデッキの一部をご紹介。

 

2
BLACK SMOKER CROSS

3
OILWORKS 2016 WKYM EDITION

4
BLACK SMOKER HAND SIGN

6
BLACK SMOKER 百目

5
MORI MASAHIKO MODEL

1
ABE YOSHIHITO MODEL

 

CHECK:MC KOMICKLINICK ACTIVITY

aReKとの新プロジェクト“KOMBY”も始動

スケートボードや音楽、アートなどこれまで年上の先輩たちと活動を共にしてきた中で、4年ほど前に出会った同い年のaReK。スケートを通して意気投合し2年前に初めて一緒に個展に参加したのをきっかけに、て2人で“KOMBY”という名前で新たに活動をスタートさせた。「これまでアレックとはアート作品としてそれなりの値段のするモノを作ってきたのですが、KOMBYとしての初めての動き出しで廃材のスケートデッキをテーマに、アート作品ではなく量産型のクルーザーとして製作しました。廃材を集めてくるところからやるので、今まで以上に手間はかかるのですがその分コストを抑えてよりみんなの手に届いて欲しいと思ってやっています」。
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L→R_BOCKY, MC KOMICKLINICK, m.j.k{. aReK}

 

 

 

インタビュー後編はこちら
スケート×HIPHOPを自分だけのやり方で表現-MC KOMICKLINICK〈後編〉

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