NEWS

才能多き次世代のニューカマー、向井太一って何者?
UPDATE: 2016.11.16

才能多き次世代のニューカマー、向井太一って何者?

KANDYTOWNやyahyelなど音楽をベースにファッション、アートなどのカルチャーをリンクさせ、クリエイティブなマインドを持ってスタイルを発信する20代前半のミュージシャンが続々デビュー、人気を集めている。そんな才能あふれる次世代の中でまたまた注目アーティストが登場。1st EP『POOL』は即完売、モデルとしても注目を集め、巷で噂になっている向井太一。名前を聞いたことはあれど、まだよくわからない。11月16日に2nd EP『24』をリリースすることでも話題の彼を直撃。彼のインディペンデントでクリウィティブなマインドを探っていこう。

 

まずは音楽を始めたきっかけから聞いてみると

 

「昔はミュージシャンになりたかったわけではなかったんです。ただ、ブラックミュージックがすごい好きで日常的に音楽が流れてる家庭で育ちまして。小さい時からブラックミュージックばっかり聴いてました。マキシ・プリーストとかボビー・ブラウンが好きで、家ではよくかかってましたね。”このアーティストが好き”っていうより、”この曲がいいな”と思って聴いてる感じでした。兄もHIPHOPが好きだったんで、HIPHOPもよく耳には入ってきてました」。

maxi
『MAXI』
(1988年)
Maxi Priest

bobby
『Don’t Be Cluel』
Bobby Brown
(1988年)

なるほど、ブラックミュージックがルーツにあるのは今や当たり前。そこが新世代アーティストの特徴でもある。音楽の専門科があったという学校に進んだ高校時代は、歌1本でボランティアで病院やお祭りでカバーを歌っていた彼。ステージでパフォーマンスするようになったのは高校卒業後、上京してから。ジャズ、ファンクを軸にした生音重視のバンドで活動していた。ライブハウスでライブもするバンド活動の中で、様々な音楽、カルチャーをMIXさせて表現するという自分の目指す音楽性が明確になってきたという。バンドを脱退し、ソロアーティストとして制作を開始、リリースしたのが今年の春にリリースした1stの『POOL』。大きな話題を呼び、今の事務所に所属。それが大きな転機だったという。

 

1st
1st EP
『POOL』

「1stをリリースした後、今の事務所に入ったんですけど、そこからどんどん新しい仲間ができて、音楽性もできることもどんどん広がりました。今回のEPは今現在の自分を表したいということが1番考えていたことでしたし、それが実現できたかと思います。今の自分の名刺代わりになる『24』という作品になってます」。

 

その広がった仲間のうちの1組がyahyelであり、リリースパーティにも出演するKANDYTOWNの呂布。同世代の彼らについて共鳴する部分というのはどんな部分なのだろうか?

 

 

KT2208re
KANDYTOWN

arist_photo
yahyel

「yahyelはライブを観に行って、感激しましたね。いっしょに作品を作ったのはPVをyahyelのダッチくんに撮ってもらったのがきっかけ。今回のEPを作るという話になった時、ぜひこのタイミングでと思って2曲いっしょに作りました。同年代だしいっしょにやる意味合いが強い。僕の中でもいい楽曲がいい形でできたと思ってます。呂布くんははじめて僕が主催したのパーティに出てくれて、そこからイベントでいっしょになることも多い。まだいっしょに曲を作ったことはないんですけど、彼も同世代で意識的にも同じようなバイブスを持ってる人なんで、ぜひリリースパーティにも出て欲しいと思ってオファーしました。彼らとは、音楽以外にもアート、ファッションなどいろんなカルチャーをMIXさせている部分が共通してますよね。特にyahyelはジャンルに対してのボーダーがあまりない。僕自身もジャンルなどのボーダーにとらわれず、自分がいいと思えるものを発信していきたいと思っている部分が似てます。彼らに代表されるように僕の同年代の人たちはクリエイティブな意識が高い人が多い。これからすごく面白いことになるんじゃないかと思います」。

 

上記の言葉にもあるようにyahyelといえばメンバーのKento Yamadaが、向井太一のビデオを多数手がけている。ビデオでの表現について聞いてみた。

 

「ビデオとかジャケットで、音楽の聴こえ方も全然変わると思うんですよ。「ZEN」は特にわかりやすくて、トロピカルハウスのあの曲調って、ポップにも聴こえるし、重たくも聴こえる。どっちにも転びやすい曲だと制作段階で思ってたから、観た人に”どういう意味なんだろう”って探らせる表現はおもしろいかと話してあのビデオを作りました」。

 

ビデオにもアート性を取り入れるなど、クリエイティブマインドにあふれる彼。雑誌でモデルも務めるなど、ファッションシーンからも注目を集める彼はファッションとしての自己表現はどのように捉えているのか?

 

「あまりわかりやすいストリートファッションじゃないんですが、上品さを取り入れるというのは常に思っています。だからあまり古着とかも着ません。でもアイコンになりうるアイテムが好きです。Tシャツにコートだけでも、そのコートがものすごいオーバーサイズだったらアイコニックじゃないですか。ひと目で”この人といえばこのアイテム”みたいなものを持ってる人がすごい好きなので、自分のファッションでもそういうものを取れ入れてます。
僕は無機質と生々しさみたいな両極端がある人になりたくて。例えば僕は写真を撮るときはあえて表情作んなかったりしてるんですけど、それとは逆に音楽性は生々しく人間の内側を描いたリリックを書いたりする。そういう破壊性あるギャップを作るのが、自分としてのアートとだと思ってます。僕がギター1本でハッピーな曲を歌ってたら、ビジュアルと合いすぎてそのままじゃないですか(笑)。それとは真逆のことをやりたい。アートを今までやってきた人って、ずっとそれをやり続けてきた人だと思うし、音楽でもビジュアル面でも僕自身もやっていきたいと思ってます」。

_DSC5617

色はベーシックだけど、形はやっぱり珍しいから身につけているというサボサンダル。

_DSC5620

アイコニックなオーバーサイズのコート。

_DSC5638

同じ地元の福岡の内田洋一郎さんというタイポグラフィーアーティストに描いてもらったというトートバッグ。ファッション面でも、アートが絡んでるものが好きだという。

 

カルチャーをリンクさせて、1つの表現として発信する。いろんなアーティスト、ブランド、場所が行っているそれは、それがまさにクリエイティブなストリートのマインドともつながる。最後にリリースパーティについての意気込みを聞いてみた。

 

むちゃくちゃいい作品ができたと思ってます。音楽性もどんどん広がったから、今まで僕の音楽を聴いてた人も絶対びっくりする作品だと思ってるんで、それは第一に楽しみにしてほしいです。やっぱりライブならではの空気感は絶対大事にしなきゃいけないなと思ってますが、同時に僕は原曲に沿うっていうのもすごい大事にしたいと思ってる。CDをすごい聴き込んでライブに行った人が全然違うアレンジで聴いたら、ちょっとテンション下がるんじゃないかなっていう気持ちもあって。CDの原曲の世界観は保ちつつ、どう生で感じられるかっていうのはすごい意識してます。特に今回のEPは特にトラックの要素が多かったので、リリースパーティでは原曲をどう世界観を色濃くしていくかを意識してます。完全に生音でなきゃいけないとは僕も思ってないです。メンツ見てもらったらわかる通り、絶対楽しいんですよ(笑)。その時にしか感じられない空気感もあるので、とにかくライブを見て楽しんでください。僕が1番楽しみです(笑)。

 

インディペンデントでクリエイティブなマインドを持って走り始めた向井太一。才能あふれる次世代アーティストたちの中で、また1つ新星が生まれた。今後の動きに要注目です。

 

 

24
2nd EP
『24』
(11月16日発売 MIYA TERRACE)

11_16_UNIT_omote

【~24~ Mukai Taichi 2nd EP release party!!!!!!!!】
■日時:11月16日

■会場:代官山UNIT
■時間:開場18:00、開演19:00
■料金:前売り ¥3000、当日 ¥3500(ドリンク代金別)

■LIVE:向井太一

■GUEST:板橋兄弟(PUNPEE&原島ど真ん中宙芳)、Especia、呂布、and more…
■問い合わせ;代官山UNIT www.unit-tokyo.com/…/11/16/161116_24_mukai_taichi.php

TAG:
MUSIC

SNS: