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DEXPISTOLSがプロデュース! SUB TRAXが始動!
UPDATE: 2013.08.16

DEXPISTOLSがプロデュース! SUB TRAXが始動!

デックスピストルズの新たな音楽レーベル、SUB TRAX(サブトラックス)が遂に動きだした! その1人目のアーティストとしてリリースされるのがTOKYOストリートの新星アイコンであるDJ、Kosuke Adam(コースケ・アダム)のラッパー活動名義”FRANKO(フランコ)”。すでにiTunesで世界に向けて発信され話題作となっている! 今回はOllie9月号P149でも紹介したこの新レーベルについて、デックスピストルズとコースケ・アダムにスペシャルインタビューを決行! TOKYOストリートの今を知りたいヘッズは要チェックだ!

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左からDJ DARUMA、DJ MAAR、Kosuke Adam
Photo:Daisuke Okabe[horizont]

 

 

“単純にオリジナリティを出したいからオリジナルの曲を作ろうって思った”(Kosuke Adam)


“日本も世界も関係なく、今のリアルなTOKYOを見せていきたい”(DJ MAAR)


“コースケたち新世代は、シーンの中でもイカした遊び方というか戦い方をしてる”(DJ DARUMA)

 

 

―まず、サブトラックスとは、どんなレーベルなんですか?
DJ MAAR(以下、M):サブトラックスは、(※1)ROC TRAX(ロックトラックス)のメンバー以外でデックスピストルズが”面白い”と思える音源をリリースしていきます! 日本人に限らず、年齢も問わず、性別も問わず、ジャンルも問わず展開していきます。デックスピストルズがお送りするはちゃめちゃなレーベルって感じですね。

―最初のアーティストとなるリリースにコースケ・アダムさんを選んだ理由を教えてください
M:単純に近場にいた”面白いヤツ”だから! DJも面白いし、動きも面白い、スケートもうまし、バイリンガルだから英語もリアルに話せる! 世田谷生まれのLA育ちっていうセレブ感も単純に魅力だしね。コースケのネイティブな英語を活かしてスピーチものを作ろうって思っていたら、突然コースケが「ラップやりたい!」って言い出して。だから適当なトラック作ってラップさせたら、雑の中にオリジナリティもあるし、誰かに似ているっていうのもなかったからリリースを決めた。

―コースケ・アダムさんはいつから”フランコ”としてラップ活動を?
Kosuke Adam(以下、K):今回がはじめてなんですよ。この曲はもともと去年の11月にTOPMANから出したミックスCDのために作った曲なんですよね。オリジナリティを出すためにオリジナルの曲を作ろうって思ってはじめて挑戦しました。その曲をデックスピストルズの2人といっしょに作ることになって、やったこともないラップだったけど、やりたい意思を伝えたら協力してくれて。それでフランコとしての初の曲『PURPLE SLACKS』ができたんです!

―デックスピストルズの2人とコースケ・アダムさんが出会いってなんだったんですか?
M:NIKEのアジアの広告! ROCTRAXランニングクラブっていう仮の設定の広告で、オレら2人にコースケがいて、ジョニーがいて。まぁまともに走ってたのはオレだけなんだけどね。で気がついたらジョニーはフェノメノンのプレスやってて、コースケはDJはじめてて。
D:コースケ今何歳?
K:24歳ですね。
M:やっぱコースケたちの世代って、全員が全員じゃないけど世界をフラットに見ているところがいい。別に海外が1番だと思ってないし、いろいろある中で日本は日本で面白いなって思ってるところが魅力。それはオレらの世代にも、その上の世代にもなかったこと。
D:フランコってどういう意味なの?
K:実は特に意味はないんですよ。DJとしての活動とラッパーとしての活動はしっかり分けたいんですよ。だから別の名前で活動してるんです。コースケ・アダムの時はラップをやるつもりもないですし。名前は単純にカッコイイと思った俳優とアーティストの名前を使い、自分の本名のイニシャル『KO』を入れて『FRANKO』にしました。
M:適当な感じがいいね。こうやって真剣に遊びきってる人って実はいないですよね。真剣に遊びきっているからアホにもなれるし、カッコもつくんだよね。適当なんだけど真剣味もあって。だから思いつきではじめたことでも、面白いことができてるんだと思う。そういう意味でぐちゃぐちゃなカオスな感じが東京っぽいなって思うし、TOKYOストリートそのものだと思う。いろんな都市まわったけど、TOKYOストリートほど刺激的なものは世界にないと思う。全部がはちゃめちゃだし、みんなどこにいるのかも分かってないと思うし、何がやりたいのかもわかってない。きゃりーぱみゅぱみゅがいれば、オレたちみたいものいるし、全部が平行線で走ってる。そんなの日本にしかないし、どのジャンルもアンダーグラウンドのシーンがスゲーカッコいい。そこに規模は関係なくて、とにかくいろんなものがあるっていうのがオリジナリティだと思う。でも自分たちでそこに気がついていないっていうのが1番の問題なんだけどね。でもオレたちはそこをフラットに考えて活動したい。「東京は東京で面白いじゃん」っていうのを表現していきたい!

―もともとリリースを視野に入れての活動だったんですか?
M:イヤ、全く。行き当たりばったりですね。せっかく『PURPLE SLACKS』もあることだしリリースしようよって感じ。曲作った当時は世の中に合ってないなって思ってたけど、今だったらハマりそうだなって思ったのもキッカケかな。
DJ DARUMA(以下、D):iTunesの全世界アカウントが取れたっていうのが1番大きいよね。あとBeat Portのアカウントが取れたっていうのも。
M:サブトラックスって別に「世界に向けてリリースしてます!」って感じじゃなくて、日本も世界も関係なく全部をフラットに考えた上で、今のリアルなTOKYOを見せたら面白いなって。
D:コースケって今のTOKYOストリートでキャラが立ってるんです。だからとくにアプローチはしなくても、何かバイブスによってヘッズ達に知られていったりするんですよね。彼や(※2)DETTO K(デト・ケイ)、それから(※3)KN aka YOKOKEN(ヨコケン)まわりの新世代達はストリートのシーンの中でもイカした遊び方というか戦い方をしてるなと思います。自分の表現とかもしっかりしたものが出来つつあるから上の年代に届く。この上の年代に届くっていうのが意外と重要で、僕たちも届けようなんて考えて活動していたわけじゃないけど、知ってもらえて、届いたから今こうやって業界に食い込めたんだと思います。そういった意味で、彼らのリアルな活動が僕らに届いてるっていうことはスゴくいいことで。ただ、繰り返しになっちゃうけど彼等が別に俺等に届けようとしたわけじゃないところもまた重要で。
M:見た目やキャラからはわかりにくいけど、キチッとしたパンク感があるんだよね。ダサい音楽もいい音楽もなんでも聴くし、そんな中で自分が何が好きで嫌いかがハッキリしていて、それをしっかりと言うんだよね。だからスゴく等身大。東京のカオス感のなかで好き嫌いがハッキリしている人って意外に少ないんだけど、キチッと1個の線を持ってるところがいいと思うんだよね。東京感あるなって思う。
D:コースケたちってワルいんですよ。いろんな意味でね。ケンカとかそういうのではないんですけど、年齢とか関係なくキッズ感があってそこが単純に好きなんだと思います。僕らはイカした街の不良がいつでも好きなので。
K:出会う前からデックスピストルズが出演しているイベントにはすごく行ってたし、LAから東京にきてはじめて見た時は衝撃だったんで、そんな憧れの2人といっしょに曲を作ったことが素直に嬉しいですね。

―(※4)WATAPACHI(ワタパチ)などの新しい世代のDJ陣が、この曲をリミックスしていることについても教えてください
M:それもたまたま近場にいた面白い人、もちろん(※5)Fragment(フラグメント)はうちの弟の紹介でフジ・ロックも出演したりしてるし、ワタパチは海外ツアーとかやり出しているからね。(※6)Dilly Dally(ディリダリ)ってやつらは昔からトラックを勝手に送ってきてて、勝手に電話かけてくるし、トラックもぜんぜん面白くないから最初はシカトしてんだけど、それでも勝手に送り続けてたら、地味にだんだんよくなってきていて。そう思ってたらディリダリの1人が世界最大級のベースミュージックの祭典”OUTLOOK FESTIVAL”で優勝しちゃったりとか、なんか適当にやってるわりに面白いヤツらが集まった感じ。

 

_MG_7085 ※8月13日に原宿UCで開催されたパーティ『ASIAN JAM』では、韓国のストリートクルー”DEADEND”やCHIAKI、HABANERO POSSEら豪華出演陣のなか堂々と『PURPLE SLACKS』を歌い上げた! この時もフロアからの登場!
 
 
 
 

―サブトラックスでライブも考えているんですか?
M:もちろん。12月にVISIONでプレイしたときも飛び入りでライブしてもらったしね。コースケはお金払って、コインロッカーに荷物預けて、遊んでたんだけど「せっかくだから歌ってみる?」って。観客席からコースケ出てきて、リハもしてないのにノリでやっちゃったんだよ。
K:VISIONのメインステージで初ライブできたのはスゴかったですね。でも小さい頃から音楽で生きていきたいっていうのがあったから歌ってよかったです。音楽を作るって難しいじゃないですか? 自信を持って「コレだ」って曲を出せる人もいるし、ずっと作ってるけど「まだ違うな」だったり、「今がタイミングじゃないな」とかいう人もいる。でもそういう気持ちも考える暇もなく今回の活動で一気に作って出せたのが本当によかったですね。今回、このサブトラックスからEP出せたんで、それだけで満足せずに今後も曲をつくっていきたいですね。今も作ってるんでそれが形になればリリースしたいです。あとはやっぱり見てもらうことって大事だと思うので、フランコとしてライブもしたいですね。

―では最後にサブトラックスとしての今後の活動について教えてください
M:とにかく面白いものをリリースしていきます。ASHRA(アシュラ)やRSっていう女の子でとんでもなくカッコイイトラックをつくっている子ともやりたいし、韓国のkingmck(キングマック)っていうDJとも今いっしょに曲つくってるから、その辺をリリースしたいな。もうどんどん思いつきでやっていきたいなって思う! 本当に”面白い音源”はなんでも紹介しようと思っているので誰でもデモを送ってください。デックスピストルズのプレイリストに入っちゃうような曲はリリースします! 世界へ! 目指せグラミー!!

 

 

 

(※1)ROC TRAX…デックスピストルズの2人を中心にJOMMYなどのTOKYOストリートのDJなどが揃うレーベル。感度の高いダンス・ミュージックを中心に展開し今のTOKYOストリートのクラブシーンのど真ん中で活躍している
 
(※2)DETTO K…NYのオープニングセレモニーをはじめとしたNY・LAの人気ショップでも取り扱いのある高感度ブランド”D.TT.K MAN”のデザイナー。特殊素材やパステルカラーを使った斬新なウエアを提案するなど唯一無二の感性が魅力
 
(※3)KN aka YOKOKEN…通称”ヨコケン”の愛称で親しまれ、都内で活躍するDJ、AKATSUと2人によるDJユニット”ANTI NOISE”としても活躍。2012年のTOPSHOPのDJコンペティションでの優勝も記憶に新しい
 
(※4)ベースミュージックシーンに現れたノクシンとセスによる気鋭DJユニット。アメリカをはじめ様々な国で活躍中。韓国のストリートアイコン、デッドエンドクルーなどにも注目されている
 
(※5)Fragment:kussyとdeiiによるトラックメイカーデュオ。環ROYから私立恵比寿中学などジャンルレスに音楽を手掛ける。大型フェスからクラブ・ライブハウスなど幅広く活動する
 
(※6)Dilly Dally:関西を拠点に活動するPaperkraftとSiuが2011年に結成したDJ兼トラックメーカーデュオ。m-floや2BOYの曲でリミックスを手掛けるなど今のクラブシーンの注目株
 
 
 
 

(INFORMATION)
「PURPLE SLACKS」
SUB_02
Artist:FRANKO

LABEL:SUB TRAX
発売中

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MUSIC

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